アニメ映画『千と千尋の神隠し』について
アニメ映画『千と千尋の神隠し』は何度か観たが、何ヶ月か前にも観たが、名前を奪われる事に関するエピソードが泣けるし、それとカオナシとの会話の無い対話も合わせ技で泣けてくる映画だ。顔も声も無い存在と名前の無いか弱い人間との対話。
『千と千尋の神隠し』は仕事についても暗に語られている。圧迫面接のような存在がいたり、採用されたらされたで、何の事前の社内講習も社内案内もされずに、現場の最底辺の身分が与えられ、同じような身分だが長年勤めている世話役が付くのみで、不安が堪えない。みんな忙しそうにしていて、質問の余地が無く、その前に居場所が無いし、余計な動きをすると他人の仕事の邪魔にしかならない。自分は何も出来ない価値の無い人間だ、と思い知らされる。
それはともかく、製作元のスタジオジブリだかは調子に乗りやがって、上から目線で女子供やニートに仕事についてのご高説を垂れやがってクソが、としか思えないクソアニメ映画でもある。逆に、上場一流企業並みに組織として完成された序列が機能しているから、こういった趣旨の物語が形成可能で、かつ完成度が高いものが作れているのでもあろう。だとして、とにかく、そのような力の誇示は私には通用しないし、このような力の誇示を認めるわけにはいかないし、受動的に加担するわけにもいかない。つまり、『千と千尋の神隠し』これは完全にクソアニメそのものだ。
未熟な精神状態の人物の、心の隙間や不安に付け込んで物を押し売りで売り込む悪徳商法そのものだ。