ひきこもり先住民
ドキュメンタリー番組の、長田百合子がひきこもりを抱える家庭を訪問するシリーズを観ていると、大航海時代にアフリカ先住民をアメリカ行きの奴隷船に強制的に乗せるイギリス人と、私には二重に見える。正装し武装した西欧人が、裸同然のアフリカ人を小突いて、無理やり船に乗せる。
ここで重要なのは、裸同然の文化を私はどうとは言っていない。西欧文化と同等の価値がある文化であるはずだ。しかし、世界規模というアプローチが新手の手法だったとはいえ、建国の民と先住民の関係なんか珍しいものではなく、そのように人類は発展してきたのも確かだろう。
上のことはよく知らずに書いている。大航海時代の奴隷船のから南北戦争に至るまでの、アメリカの歴史を見直してみようというタイプのアメリカドラマだかイギリスドラマだかだが、精神的に辛いので見る気になれなく挫折した。
連邦捜査官系のドラマを観ると、アメリカは18歳未満を性的対象としたポルノを過剰に嫌っているように見受けられる。日本にはU-15ビデオなるものもあるし、ロリコン漫画やロリコン漫画雑誌がメジャー誌かと錯覚させるような力を持っている側面もある。「ω」なる文字を用いて、自分の娘の水着写真や動画の売り文句とし、自分の娘を撮影したものをヤフオクで販売している人たちもいる。
とは言っても、アメリカが18歳未満を性的対象にしない国で素晴らしい社会だ、などとの主旨のことは言ってはいない。日本のロリコン雑誌は、18歳未満の男性向けの雑誌という側面もある。法律的には18歳未満に売ってはいけないということに成っているだけで。
不法入国者をチープな労働力として狭い工場に押し込めている話やその子供も同じく働かせている話や、旧ロシアや東欧の18歳未満の娘を人身売買的に騙して密入国の手引きをし、密入国代金として性的に働かせる話もある。
かつては、発展途上国で行われる先進国の横暴を止めさせなければならないという社会論調だったが、現在ではアメリカこそが発展途上国だという話だろう。実際の組織犯罪や経済の最下位下請け労働者の問題として、現実に発覚した事件を元に、作られているドラマだという認識で観ている。