私が世界の歴史に触れる唯一の機会。
暴力と言い換えてもいいが、臭いも音も兵器たり得るのだな、と海外ドラマを観ているとトリビアとして知る機会が多々ある。Prison Break Season4では、拷問道具として、監禁した人物の部屋に死を連想させる臭いがする液体が入ったバケツを置いて去る放置プレイが、拷問の一種として行われるシーンがちらっとある。
詳細は忘れたが、兵糧攻めというのだろうか攻城戦というのだろうか、たぶんここ10年から20年ほどの間の戦術だと思うが、篭城した独裁者に対して降伏を促す為に、何日も一日中休むことなくロックミュージックを大音量で流し続けた戦術をアメリカ軍が用いた話、っぽいものを海外ドラマ『Weeds』で見聞きした。何話か詳細も忘れたが、部屋に篭って出てこない長男の部屋の前で、母親が下手なカラオケを歌い続ける作戦に出るシーン。
これは少し趣旨から外れるが、ヒストリーチャンネルで観た、ドイツの第一次世界大戦の敗戦からNASAが人間を月面着陸させる一連のストーリーも新鮮な物語に聞こえた。纏め方が下手だし無知なところが多いが、こういうことだろう。
第一次世界大戦の敗戦国となったドイツは、連合国に軍縮を迫られかつ監視下に置かれた。その軍縮条約に載っていない兵器の開発に取り組んだナチスは、ロケット開発に目をつけた。ロケット開発の他にも、カモフラージュで大型自動車の開発等も行っていたと思う。とにかく、そのロケット技術は対イギリス戦で無敵の戦力を誇った。
ナチスドイツは遠隔攻撃を初めて戦争に持ち込んだパイオニアとなる。とにかく、一時は無敵国だったが、ついには敗戦する。戦勝国であるアメリカがそのロケット兵器技術者や責任者をアメリカに戦利品として連れ帰る。半数はロシアに。そして、アメリカは航空宇宙局を設立し、ナチスのロケット兵器開発責任者は、宇宙開発時代の象徴的存在となる。
Law&Order Season2 第01話でも、マンチ捜査官が「ナチスを雇い入れたアメリカ政府」的な言及を一言しているから、それに関連して思い出した。
もっと深い知識が私にあればいいのにと、悔しく思う。だが、メモを取りながら海外ドラマを観るのは好かないからやらないと、自分ルールを厳しく設けているので、メモは絶対に今後も取らない。その結果が上記のような曖昧な知識、曖昧な脳内、すなわち私の頭の悪さの発露だ。