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映画『プロヴァンスの贈りもの』

もう何日も前だけど、映画『プロヴァンスの贈りもの』を観た。いい映画だ。いつも書いている、これが私にとっての映画だ、という意味でのいい映画ではなく、MTVを観るような感覚で観た映画。地味な映画で内容も無いに等しいが、ビデオクリップの集合体的な意味で気楽に観れる映画。

基本的にはオールディーズと呼ばれる50年代の音楽がいくつも使われている/映像と共に流れてくる訳だが、主人公の内面と共鳴して懐古趣味という意味でオールディーズ音楽が流れる訳ではなく、当時もヒットしたが現在聴いても新鮮だ、という選曲が一曲も間違わずなされている。

本当に全ての曲をYouTubeで検索しようかとも思っているのだが、エンドロールを一時停止しながらテキストファイルに自分でタイピングする作業が非常に骨が折れるから、やれないでいる。私はWMP使いだが、メディアプレイヤーのウインドウとテキストファイルのウインドウを何回も切り替える作業が精神的に来るものがあるし、心が折れるので、やりたいのはやまやまだが、やれないでいる。

どこかでよそで聴いて、しかも有名な曲だというのも分かるし、西欧人には馴染みが深い曲で、しかも、日本人にも間接的に、歌謡曲などで似せた曲がこぞって作られていたので、非常に馴染み深い曲たちではあるし、そういう意味で心地いい曲たちだが、元ネタのルーツを辿る作業は西欧文化に馴染みの薄い日本人には、非常にハードルが高い作業だ。

好きな曲が沢山あった。最高に好きなフランス音楽もあった。しかし、リストは手元にあっても、手作業で書き出せない辛さ。私にとっては、挫折映画だ。こんなに素晴らしい音楽をいっぱい知れる機会だというのに。本当に、最高に好きなフランス音楽もいくつもあったというのに。私にとっては、自分好みのおもちゃだらけのおもちゃ箱という意味での宝石箱や~なのに、手が届かない。

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