過去を振り返る形式のドラマLOST
ネタバレばかり書いているブログですが、どうせ誰も読まない検索にも引っかからない零細ブログなんで、問題ないと判断している。どちらにしろ、こんな内容のブログもアリなんじゃないか?
LOST Season3の最終話から、もう主人公たちは過去を振り返らなくなった。未来を振り返るようになった。LOSTは、乗った旅客機(オーシアニック航空815便)が南太平洋の孤島のビーチに墜落するドラマだ。
それから、この救助が来ないと確信した無人島での生活が始まる訳だが、元乗客同士でコミュニティを作って生活していこうという流れになるのだが、人間関係での悩みが絶えない。
この社会生活から切り離された無人島でのコミュニティ生活の中で、複数人いる主人公たちは、社会から切り離された孤立した世界においても、過去の社会生活の上で直面した内面的自分の弱さが、この完全に孤立したコミュニティでも同じ問題に晒されることを知る。
つまりは、世界から切り離されて、自分だけのコミュニティが作れるという事態となっても、過去と同じ悩みや自分の弱さを突きつけられる。そうした孤立した無人島でも直面させられる自分の弱さが、過去の人生の汚点を彷彿とさせる。
今無人島で直面させられる自分の弱さ(対人関係の悩みと言ってもいい)と、過去にも同じことがあったと、フラッシュバック形式で過去の社会生活が挿入される。つまり、基本は島での生活が映し出される、そして島以前の生活のフラッシュバックの映像が何度か挟み込まれる、この定型形式がLOSTというドラマだ。
それが、Season3の最終話からは覆される。救助へのか細い道が開けたと思えた回から、未来をフラッシュバックする形式にモードが変わる。未来をフラッシュバックするという言葉は変だ。
断片的に挿入される別のドラマがLOSTの売りだ、というようなことを書いた。今度は逆で、メインのドラマ島での生活が未来の自分から見たフラッシュバック、へといつのまにかモードチェンジしている。
後は個人的な感想をこの話と絡めて書こうかと思って書いていたのだが、次回以降へ分けて書こうと思う。