海外ドラマについて少し。
ある層の誰もがそうで、別のある厚い層の誰もがそうではないかもしれないが、私はHouse M.D.とNUMBERS 天才数学者の事件ファイルが好きだ。成れるものなら、そんな役割が私に与えられたい。前者は昔からある刑事モノと呼ばれるジャンルの映画やドラマなどの刑事を、医者に置き換えただけの安易な設定とも言える。だが、安易な設定を実現する能力は無視できない。
どうでもいい。何を書いたらいいのか?何を書いて何を書かざるべきか?とにかく、こういったドラマは毒だ。変な夢を抱いてしまいがちになる。私は、LostやPrison Breakのが方がやはり好きだ。どちらも何の夢も希望もない。後者で現在逃亡中のセオドア・バグウェルこと通称T-バックはこの生まれなら反社会的犯罪者になるのも合点がいくと深く納得せざるをえない。そのキャラクターも特に暴力を振るう場面は無い。暴力は振るわないが口封じに殺人をするという全く他人の都合を省みない冷酷さがある。ここでは暴力と殺人と別のものとして分けて語らせて貰った。目的は性的倒錯行為にあって暴力にはない。コミュニケーション能力が異常に高い人物だ。
目を疑う衝撃映像をたまに偶然エンターテイメント作品の映像の中に封入されてしまった完成作品を目にする機会がある。映画『アメリ』の作品中の始めの方でも言及されているように、クラシックな名作映画のクライマックスのラブシーンの背景の窓の隅に止まったハエ。作り込まれた煌びやかさ即ちエンターテイメントの極地と意識されない映像の極地の同居するその名作映画の味噌であるクライマックスシーン。とにかく、そんなタイプの衝撃映像を目の当たりにするチャンスが少なくも確実にある。ラスベガスのCSIシリーズにマイアミのCSIと合同捜査する回がある。なんと水中から引き上げられた車の中に肺が膨らんだり萎んだりする水死体が乗っていた。明らかに生きているのに水死体と呼んでいてその死体の横で捜査をする。その死体について話しているのだが、どうもそれは死体ではないので、どうもエンターテイメント作品の筋がそこで脳が追うのを止めてしまう。思考停止に陥いらされた。