無職生活の上を綱渡りする日々
無職生活上を綱渡りするかように細々とツナを喰らう日々。ただの語感を揃えた馬鹿話なのだが、この『綱渡り』を、そのまま行こうか戻ろうか迷ってしまって、その細い綱の真ん中で立ちすくんでいる。
もともとピンと張った張力がしっかりしているだけで持っている、細い綱の上なので、丈夫な足場ではないし、ここで立ち止まるのが一番筋力を使う。筋力も続かない。足がぷるぷる震えてばかりいるし、ロープが足指の股を強く擦って、皮が向けて血が滲んでいるぬめった皮膚感覚がする。
落ちて死ねばいいと思ったが、考えたら、綱渡りしなくとも、五体満足な身体なので、手も使えるのだ。手から足へ、動力を切り替え、上下に着ている服を全て何とか脱いで、着地点に重なるように、一点に向かって脱いだ衣類を落とした。着地時のショックを和らげるためだ。あれは骨に響く痛さだからな。
高いところから飛び降りる遊びを、人生で一度は誰もが経験したことだろう。その遊びの経験で、骨に響く痛さというものを知っているから、着地点にクッションを用意してみたのだ。
……という文章が出来上がったが、いまいちかな……。