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労働者階級に鞭打つブロガー

何もかも手放そう。空気より軽い気体で膨らんで、空に吸い込まれたがっている風船の紐くらいしか掴めないなら、もう何もかも手放そう。

人と人の距離が近すぎる。雨でも降って、それぞれの領域へと分断されないかな、と考えてばかりいる。

話題がない。無職だ。この無職期間のうちに資格を取るのが現実的な対処法だ。もしくは、ステータスアップの為に、大学へ何としてでも入り込む算段が問われている。しかし、それらは精神的余裕があり、なおかつ資金力がある家庭が大前提だ。私のような環境は、ただの労働者階級が根っからに染み付き、それを強制される人格矯正教育にすぎない。北朝鮮さながらにだ。

この『労働者階級』の意味合いを理解していないブロガーが多い。ひきこもりやニートは、社会に放すと恥ずかしい、もしくは放し飼いにしている責任を取らされる、から家庭内で飼われているだけなのだ。それ以外の理由はない。しかも『お前が悪い』と内部からも外部からも虐げられる。近所からも、何年も何十年もひきこもっているので明らかな異常人物だとレッテル貼りされている。窓も気軽に開けられない。

石油燃料の暖房器具を使っているのだが、3日以上窓を開けずに過ごすことが多い。窓を開けづらいからだ。聞こえみよがしだったり、隣接しているから噂話が否応なしに暴力的に耳に入ってくる。毎回そう言われているのではないが、年に何度か、酷い時には月に何度も、聞こえてくる。被害妄想や幻聴ではない。田舎の人間は純朴だ、というのはステロタイプにすぎない。ニートやヒキコモリや友達が居ない人物は、24時間年中無休で責められるのだ。家に居ようと容赦なくだ。それが現実だ。

近所の人間さえも2ちゃんねるばりに煽る。こういった土壌が先にあるから2ちゃんねるの煽りや罵倒、誹謗中傷があるのだ。2ちゃんねるは現実世界そのものだ。しかし、現実世界の陰湿で陰険な非難よりも2ch.netの方が救いがあるし、なにより2ch.netの方は抑制がききやすい。誰もの目に触れるオープンの場だからだ。それに加え、発言が永久にネット上に正確に記録される。2ちゃんねるの誹謗中傷や祭りは、その場の大半の人間を納得させなければ、即ち人気を獲得しなければ、独り善がりの自治厨としてスルーされるのがオチだからだ。

しかし、近所は違う。2人要れば事足りるのだ。2人が正しいと納得したことが、正義なのだ。もう一人がイメージで片方を騙し込んでいる、ただの思い込みの可能性が高いのに、だ。ブロガーも然り核家族も然り、同じく2人要れば権力たりえるのだ。

そこに言葉を重ねる余地があるインターネットの方が、話し合いの場がなく、意見を受けつける窓口がない、しこりや遺恨が残りやすい現実世界が2ch.netより凶悪でない、と言い切れる人物こそが凶悪だ。

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