クイーカ
頭がポンと弾け、消えそうだ。跡形もなく。さっぱりと。傷口からは、丸く肉の赤身で円を描いて、そこに無骨に、より存在感のある白い骨が円く覗くであろう。
額の両端の窪みがキシキシ歪み、悲鳴を上げる。こめかみの血管も後頭部の血管も、きゅうきゅう締め上げられながらも、何とか血流が昇っていく。
耳鳴りがビリビリ破れる。それが聴こえてくると、吐き気が微妙に起こる。全神経が、クイーカのような、プラスチック製の洗面器で濡れた指で擦ったかのような、非人道的で甲高い摩擦音を立てる。その抵抗反発音に神経を逆撫でされる気分がして、吐き気の萌芽を覚える。
吐き気と血流のプレッシャーを感じるってだけで、まだ特に問題は起こらない。実際に吐くまで、九十九里浜の始点と終点くらいの距離幅が見て取れる。まったく距離感に守られて安全感で安心している。
そんなわけはない。動揺させられる。微熱は続くし、片耳は音を嫌がって反抗している。
運動の必要があるのだが、微熱でふらふら外に出掛けるのでは、あまりにも無防備すぎるし、危険だ。そう経験から思う。思い込みかもしれないが……。
とにかく、このまま家に閉じこもりっ放しだと、危険な予感がある。血管が軋んでいるのが途轍もなく恐ろしい。微熱も引く気配がまったくない。熱に浮かれて糞ブログ記事を書いているぜ!乱発中だぜ!!
糞すぎる。全く糞だ。俺のなんか糞人生だ。ゆるい糞人生の中でも糞生存競争は糞世知辛い。