あるフランス・アクション映画について考察してみる
タイトルを伏せて、ある映画について今日も妄想をしようと思う。純粋に見た目からの判断です。
香港映画のアクションは武芸を魅力的に観せる。身体能力や筋肉のしなやかさ。市場や果物を持って打撃攻撃するスイーツ的な豊かさと「絵」のユーモア性の含蓄。運搬用木製リアカーや仮説テントの庇と戯れる身体能力の身軽さ。
フランス映画のアクションではアイテムを魅力的に観せる。陰影の美しさや空間的な配置の美しさ。言わば、映画自体がもつ写実絵画的物質的美しさ。それから、オートマチックやリボルバーなど手の延長上にある武器の美しさ。ムチの美しさ。ムチにおいてはサディスティックにも(植民地主義的奴隷制度的にも)、何処までも(永遠を軽く感じさせるくらいに)手が伸びていく。正確にはムチではなく、非常時用消防設備の消化ホースをムチ代わりに使われているから、手に掴んだ全てを武器に変えるサバイバル能力や知識の美しさ。非常時用消防設備や消防ホースやそれらの設備が義務づかれれている、消防法や建築法などの法律の美しさと、企業や組織の基幹となる構造物やシステムの美しさ。