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島田雅彦 『フランシスコ・X』 読了後感想メモ

フランシスコ・X
島田 雅彦

講談社 2002-04
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◆読了報告

やっと読み終わりました。この本の魅力(の大半)は こちら に感想を書いたので参照してください。

※ネタバレが気になる方は以下は読まないでください。

◆読了報告の感想

後半の蛇足とも言える物語的ではない事実が圧縮された日本人の視点から見た歴史的なリアルな記述、33ページを理解して読み進めるのに時間がかかった。上記でも画像表示されている装丁(表紙)の拷問図の意味がやっと最後の段になって明かされる。

日本史の教科書には書かれているので、ネタバレって程でもないけど、やっぱりネタバレぽくて嫌だけど、最後33ページが物語に対する(心地良くもある)裏切り(蛇足)でもある。

結論としては、徹底的な、無私やストイシズムやマゾヒズムで成功を収めたパイオニアの真似を安易に表層だけ二番煎じ的に行っても、周りの状況の複雑さが読めてない人(パイオニアになれる才覚も事前の心構えも無い人)が行うと最悪の残酷さで足元を掬われてしまう話。

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