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赤瀬川原平『優柔不断術』を読んだ感想

優柔不断術
赤瀬川 原平

毎日新聞社
1999-06
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◆この本で少し触れられている現代芸術作家 ・クリスト  (参考URL) 関心空間:クリスト&ジャンヌ=クロード ・河原温  (参考URL) 河原温の「不在」 ・赤瀬川原平『宇宙の罐詰』  (参考URL) 関心空間:宇宙の缶詰

◆私が読めなかった漢字
・目出度い (めでたい)
・彫塑 (ちょうそ)
・思料 (しりょう)
・廷吏 (ていり)
・濫発 (らんぱつ)
・腺病質 (せんびょうしつ)
※調べても読みが分からなかった漢字は省きました。

◆読後感想メモ
優柔不断を2つの単語に分けて、不断の方から力強さのイメージを導き出し、不断の決意→不断の優柔という論考の流れは前向きだと思った。千利休的な日本の前衛芸術家の優柔不断な現在(と日本人気質との関連性)と子供時代の思い出(夜尿症などの当時のコンプレックス)を例に出すことにより優柔不断についての著者の考えが書き綴られた優柔不断についてのエッセイ集。半分のページを過ぎた辺りから著者自身の子供時代の優柔不断にまつわる回想が書かれている辺りから、現実味が感じられ共感して納得しながら読むことができた。体験を語る強みは説得力として文章に表れるのではなかろうか?前半の軽い感じはただの考え方の提示に思えて内容が薄い感じがした。

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